明治学院大学 キャリアデザイン2第2回授業 ロンバーオーディエ
のシニアディレクターの鈴木信章さんに、お金の本質について、講義して頂きました。
スイスのプライベートバンクが、富裕層のお子さんに教えるような、
「お金と社会についての思想」でした。
学生さんは、全く無反応で、
講師の鈴木さんは困惑してらっしゃいましたが、
学生さんの感想を見ると、
自分達が、社会やお金について何も知らない、と言う事に気がつき、衝撃を受けたようです。
知らない事さえ、知らなかった。
と言う事でしょうか?
多くの学生が、これを機にお金や投資について勉強したいと思ったようなので、
実際に行動するかどうか、楽しみに観察したいと思います。
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“Control your own Destiny or Someone else will.”
「自分の人生は自分でコントロールしなさい。さもなければ、ほかのだれかにコントロールされるでしょう。」
これは鈴木先生が紹介してくださった言葉のひとつです。
自分から学び、つかみに行こうとする人が自分の人生をコントロールできるのだと思います。
私はよく安定した、無難な方を選んでしまいます。
よく言えば慎重派ですが、悪くいえば成長しない人でもあります。
何かに挑戦をしなければ失うこともありませんが、新たな発見もありません。
挑戦が新たな学びを与え、その学びが見える世界を変えてくれると思います。
ただ少しのことを知っているだけで視野が広がるはずです。
今回の講義を受けて感じたことは、
挑戦の切り口が何にせよ結局自分でタイミングも標的も決め、責任を取ることが必要であり、
そしてそれが人生において趣なのだろうということと、
講義の中では主に投資についての紹介がありましたが、
”誰かに教えてもらう”スタンスではなくて、
”自ら学ぶ”姿勢が大切だということでした。
コロナでお金は人を幸せにしないとわかった、
今は地球を守ることが最優先事項だということが印象に残った。
SDGsをはじめとする様々な取り組みで共生を目指す環境は整えられているが、
これらはお金無くしてできるものではなく、
ここに積極的に注力した会社が損をするということはないのだろうかと疑問に思った。
授業中、農業を営み自分たちで生活している人もいる、
というお話があったが、結局はこのような「自分で生きる力」が
最後にものをいうのではないかと思った。
お金のある世界に生まれ落ちて、生きる術をお金で買いながら生活してきた私は、
いざ持続可能な世界、共生を目指せといわれても
即座に自分のすべきことを見いだせない。
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