明治学院大学キャリアデザイン2
第11回授業は私の担当。
「起業は難しい、自分にはできないと思う」
という、
至極まっとうな感想が毎回寄せられます。
では、ちょっとサワリの部分だけど、
ビジネスを作るためのアイデアの出し方と
ビジネスの組み立ての基本について、
レクチャーしました。
もっと、勉強しないといけない項目は
あるんだけど、
スケジュールとか仲間作りとかね。
中心の部分だけ。
これをヒントにして、
第13回・14回では、
実際にビジネスをグループで作っていきます。
毎年、とてもユニークなものが出てくるので、今年も楽しみです!
********************
きっとこの講義を受講している生徒の
ほとんどが、何か自分で作り上げる
ビジネスに強く興味を持ってはいるものの、
何からしたら良いのか分からないし、
どんな考え方をすれば良いのかも
分からないという状況にあった
ことと思います。
私もその1人でした。
しかし、今日の講義で、
ビジネスモデルを作る段階の踏み方を、
丁寧に説目してくださって、
興味がより一層高まりました。
きっと最初から大きな成果に繋げること
を夢見てしまっているから、
不安が比例していて、私たちは、
難しく考え過ぎているのではないかと
思いました。
「勉強の場所として就職先を選ぶ」
という言葉が心に残りました。
ある程度会社で勉強した後は
起業するといった
会社・給与に依存しない生き方
をしようと考えたときに、
就職先に対する見方が違ったもの
になりました。
就職することをゴールとして捉えがち
ですがその先の自分を思い描くことで、
その時々の自分がやるべきことが
はっきりすると思いました。
今回までの講師のお話の中で、
「社会の変化に適応して、
変化していく人(企業)が成長する」と
いうことを言う方が多かったですが、
その第一歩目として
「勉強の場所として就職先を選ぶ」
ということは考えたことがなかったので、
新たな学びとなりました。
近年、転職に対する見方が変わってきた
ものの、結局はその転職先や
最初の就職先を決めるときは、
既存の企業の中から選ぶ傾向にあるので、
そこに囚われるのではなく、
新規ビジネスを開拓するという考えの
選択肢もあるのだなと思いました。
新規ビジネスを開拓し、起業することは、
決して簡単なことではないけれど、
自分たちの考えたものが形になり、
世に広まり、有名になることが実現するかも
しれないというのは、
とても夢があることだと感じました。
ビジネス(起業)をする際、
今までは0から生み出すものだから
とても難しく経験だけでなく
センスもいるのかなと思っていました。
しかし、意外と既存の事業を組み合わせる
だけでいかにも全く新しい事業になり得る
ということについてとても感動しました。
市場に入る際は競争してはいけない、
圧倒的な力をもつようにするというのは
資本主義の世界の中で斬新なアイデア
だと感じました。
今まで授業をしてくださった講師の方々
のお話と今日の赤羽先生のお話とが
すごくつながった気がした。
自分が興味ないけどお金になるもの
を選ぶのではなく、
自分の興味があることをビジネスにする
というのがすごく響いた。
ビジネスにおいて、
新規の顧客を得ることよりも、
リピーターを獲得する方がいいというのは、
継続的な販売の促進にもつながったり、
宣伝による新たな顧客の獲得もあるということが自身のアルバイトでの経験と重なって
すごく納得した。
今回の授業では、
アイデアの出し方やビジネスモデルの作り方
など、具体的に将来就職先での働き方
や起業するときの考え方などを
知ることができて非常に刺激になった。
まず、「得の文化」については非常に
新鮮で、かつ納得した。
これまでにドラマやニュースを見て勝手に、
会社を大きくしたり利益をあげようとすると、お客様を騙すような行為や従業員に
大きな負担を強いるようなことがある
というイメージがあった。
しかし、私が起業した場合に
いくら会社を成長させたい、
利益を伸ばしたいという気持ちがあっても
それだけはしたくないと思っていたため、
今回この話が聞けてとても勉強になった。
相手に得をさせる、
得をしたと思ってもらえるような
仕事をするというのはとても
素晴らしいと思った。