明治学院大学キャリアデザイン2
第9回授業は
「ビジネスで一番大事なマインドセット」
というテーマの私の授業。
最後のディスカッションは、
「生きるということ」というテーマで
大きすぎて、大変だったみたいです。
感想を見ていると、一生懸命生きようとしている
後輩の学生さんの心の中がわかり、
応援せずにはいられなくなりますね~。
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今回の授業は、私にとって将来の生き方
について考えさせられるものであった。
これまでの授業では、
自分の好きなことを追い求めること
など就職活動をする際の方向性の決め方
を中心に話を聞くことが多かった。
しかし、今回はお金は何のために稼ぐのか、
なぜ必要なのか
や就職した後にも自分の可能性を広げる
ための方法を学ぶことができて
とても新鮮だった。
私は、これまで授業を聞いていて
やっぱりお金を稼ぐよりも自分の好きなこと、
挑戦したいことを優先したいとずっと思っていた。
しかし、それには自立した生活を送ること
を前提として、さらにチャレンジをするために
安心して挑戦できる収入源を確保した上
でないと難しいとわかった。
だから、ただお金持ちになりたいという
理由でお金を稼ぐのではなくて、
自分の新たな挑戦をするために必要なのだ
と理解した。
私は生きることは「助け合い」だと思います。
好きなことを仕事にしていても
いつかは限界が見えてくる。
そんなときにはいろいろな人が助けてくれて
困難を乗り越えていく。
そして今度は助けてくれた人に
恩を返したいと思うようになる。
助けられたり、助けたりしながら
人間は生きていくのだと思いました。
私も今までを振り返っていろいろな人
に守られて、助けられて生きてきたな
と改めて実感しました。
それと同時に人間は一人で生きていく
ことはできないのだから、
一人だけでどうこうせずに助けてもらう
ということも大事なのではないかと
感じました。
自分でどうにもできないときは
助けてほしいという勇気
を持てるようにしたいです。
また、まだ私が人を助けると
いうことはできなくても、
どんなに小さなことにも感謝し、
実際に感謝の気持ちを
言葉に表していきたいです。
今回は生き方について
参考になりました。
特にメンターについての話しは
印象的でした。
私は小さい頃から何でもすぐに
できる人ではありませんでした。
そのため、レベルの高い人に教えてもらう
とできない人の気持ちわからないくせに、
と思ってしまうこともありました。
しかし、少し上の人に教えてもらう方が
寄り添ってくれ、
自分の気持ちを理解してくれました。
また、メンターになれるような人間
になりたいと思いました。
与えるものは王者なり、
惜しみなく限りなく与える、
見返りを求めない
与えるものを選ぶので選ばれなくては
ならない、自分が与えてみる、
口では簡単に言えますが、
かなり難易度は高いと思いました。
しかし、人間誰かのために尽くせば
それは必ず何かしら学ぶことや得ること
があると思います。
見返りを求めるわけではないですが、
自分の成長のために、
身近な友達などからメンターになれるよう
にしていきたいです。
今回の授業で、先生が何かを大成する
には大量の時間をかけて習得・練習して
さらにブラッシュアップが必要だ
とおっしゃっていて
これは本当に世の中の真理じゃないかな
と思いました。
自分は物覚えが悪く要領もよくないので
昔から勉強に関して人一倍努力する必要
があります。
高校生の頃理系科目がどうしても
できなくて、普通の人が1周ワークを解く
なら自分は8周しようと決め、
大量の勉強を重ねていくうちに
勉強が好きになりました。
今では自分の塾の生徒にも
「どうしたら点数が上がりますか?」
という質問に「人が1やってるなら自分は4
倍5倍時には10倍やらなきゃいけない」
と伝えています。
元々要領が良くて努力の経験がないまま
成功体験を積んでしまうと将来どこかで
それが崩れた時に努力の方法が
分からなくなってしまうと思います。
その点において自分はできない側の人間で
良かったと思うし、
これからも人の何十倍も努力していけば
成功できると信じて頑張ろうと思いました。
日々移り変わっていく社会に呑まれながら、
流されながら生きていくのではなく、
常に目先の目標を立てて、
周りの人と助け合いながら過ごすことで、
充実した毎日を送れることが分かりました。
また、先生ご本人の成功談を聞き、
周りの人との縁を大切にし、
自分に影響を与えてくれる人を
たくさん作ることの重要さを感じる
ことができました。
講義の中で、
「成功・大成する人は、人より多くの
時間をかけて習得・練習し、
振り返りをしている。
その人がここまでできるのは、楽しくて、
やりがいがあるから。
このように、没頭できること・
職を見つけて欲しい。」
という言葉が印象に残っています。
今日まで、部活や勉強で人と比べられたり、
順位をつけて評価されることが多く、
その度にどんなものでも「上には上がいる」
と感じていましたが、そのような人は、
そのものに価値を見出していて、
やりがいを持って取り組んでいたのだと
分かりました。
何でもかんでも、投げやりになるのではなく、
そのものを自分と重ね、
自分の好きな部分、
得意な部分を探して
やりがいを見つけていきたいです。
今回の授業で印象に残ったのは、
本来は、人はお金が欲しいのではなく、
その先にある物や経験が欲しいのである、
と言う部分だ。
日本では、「働くために生きている」
というような風習が強いように感じる。
今まで、私自身もこのような日本の風習に
疑問を持っていなかった。
しかし、今回の授業を聞いて、
お金はやりたいことを叶えるための
手段、道具であり、目的なのではない
と気づくことができた。
このことから人は働くためではなく、
自分のやりたいことをやるためなら
生きているのだと考えた。
改めて、自分の生きる意味を
見失ってはいけないと思った。