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一学期を終えて

昨日で、大学の授業が終了した。

 

授業が始まる前に、
zoomに入っている何人かに

 

「なんでこの授業取ったの?」
「取ってみて、どう??」

 

と聞いてみた。

 

今まで、本当に自分が何をしたらよいのか
わからなかったけど、
この授業を受けて、
自分がやりたいことが見えてきた。
本当に感謝です。

 

という発言をもらい、
やってよかったな、と思った。

 

アンケートの感想にも下記のようなものがあり、
失敗を恐れ、挑戦しない子供に
親や社会がしてしまっているのだと感じる。
若者が悪いわけではない。
彼らをこういった呪縛から少しでも解き放して
あげたい。

 

それが、少しはできたかもしれない。

 

「日本の教育のあり方に問題があるのかも
しれないと思いました。
日本の教育は正解と不正解を求める問題が多く、
正解しなければならないような風潮があると感じます。」

 

「私の祖父母や両親、
親戚は正直過去に縛られている考え方の人が多い
という印象である。
周りの人々は私に大学に行ったのだから、
将来は良い企業に就職できたら良いね、
良い企業に就職してほしいとよく言われることがある。
確かに良い企業に入れば、
ほぼほぼ安定したお金は貰えると思う。
名が売れていることで自慢になるのかもしれない。
しかし今回の講義を聞き、
改めてその考え方は良くないなと感じた。」

 

私は授業を作りながら、
自分の子供の中学受験の時
を思い出していた。

 

私は、暗記して、穴埋め問題や〇×形式の
試験をするような学校は嫌いだった。
多くの学校がそういう形式でないと、
子供に順位をつけるのが難しいのだというも
わかる。
でも、そういうのではない
完全記述式の試験を行い
校風が自由である学校が私は好きだった。

 

そういう学校はとっても偏差値も高いんだけど
なんとか、そういうレベルではあったから。

 

その時に、塾の先生に言われたのは
子供と真剣に話をする大人の必要性である。

 

子供に対し、
こうしなさい、これはダメ
という上から目線の物言いではなく
いろいろなことについて、意見を交換し、
真剣に語りあう存在が必要だということ。

 

一緒に野原を歩いていて、
星を見上げれば、星の話をし、
草花や虫を見つければ、それについての話を
する。
教科書や塾のテキストに書いてあることを
丸暗記するだけでは、だめなのだ。

 

短時間で大量の文章を読み、自分の頭で考え、
それを文章にして相手にわかりやすいように
伝える。

 

正解のない、
回答を2年間つきっきりで一緒に
やっていたなぁ、と。

 

いつも、子供と会話をしていたので
今でも、子供やその友達とご飯を食べながら
話をするのは大好きだ。

 

子供を持たなければ、
あんなに真剣に自分以外の人間を深く見つめる
ことはなかった、だろう。

 

私は、自分がとっても好きだから。

 

学生さんの感想をみても
変化がわかり、この変化がお互いに教室で
わかったらもっとよかっただろう、と思った。

 

多くの人が教室で対面で受けたかった、
と書いてあった。

 

来年はどうなるかわからないけど、
こういう機会を持てて、
私も楽しかった。

 

エネルギーが伝播していく
授業ができるといいな、と思う。

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