東京の賃貸はエラいことになってる。
このシーズンは
ご紹介の方や社宅探しやら
客付側のお仕事も多い。
普段は、
オーナー側で管理してるんだけど。
管理物件は都心の高額バリバリ物件
が多いから、
毎回、更新や退去の際に賃料を上げていた。
ちゃんと相場資料を出して、
賃借人さんも納得して値上げでも
継続してくれるし、
新規募集は広告アップとともに申し込みが入る。
でも、それは都心のバリバリ物件だからだ、
と思っていた。
貸す側も借りる側も、
いわゆるリッチな人たち。
そーじゃなかった。
フツーのワンルームや1LDKも
偉いことになっていた。
今日は、新卒用の法人契約のお部屋を見に行った。
この会社の新卒は何年も前からやらせて
頂いている。
都心のオフィスから30分以内の条件
これについては、かなり、
遠くに行けることが分かった。
きっと、電車が進化しているからだと思う。
私からすると、
板橋やら、木場やら、豪徳寺やら
なんて「東京に住む」領域ではない
気がしていたんだけど
行けちゃうんだよね。
でも、これが、家賃高くてびっくり!
弊社の新卒の子たちが、
十番界隈に住んでいた時の
家賃が広がっちゃっているので、
びっくりだ!
その上、空き予定の物件も事前申し込みで
既に4~5件入っている。
部屋が空いてから、見に行って~
なんていうことは、とても言ってられない。
奇跡的に、
厳格な管理会社さんが、
「ウチは実際にあった人にしか、申込書を渡さない!」
というと、
物件がまだあった。
鍵交換してるから、昼過ぎまでは鍵がないよ!
と、慇懃無礼におっしゃるので
鍵が来る頃に、慌ててお客様と見に行くと、
既に3番目だった。
法人契約なので、
帰社して申し込みを書いてもらっていると
先の人が申し込みを入れてしまった。
4~5年前に、いずれ賃貸は高騰して
このままでは都心に住み続けられなくなる。
と感じたことが、
起こっている。
どんなに人口が減っても、
地方の若者も東京に来て、
東京中心の生活にしたいのだと
強く感じた。
都心から1時間以上かかるところだと
この現象は全くない。
というより、こういうところに行くと
町中が老人ホームな感じがする。
自分で生活する能力が残っている
老人が住む町。
遠くに行くと、
気の利いたカフェとかもないので
駅の中のパン屋さんでコーヒー飲んで
休憩するのだけど、
病院にいるのか?
と錯覚することがよくある。
都心とそれ以外の地域の格差は
本当に急速に進んでいるんだ。
と、実感した。