明治学院大学キャリアデザイン２ 第8回授業
協和警備保障株式会社 取締役会長 福田誠子さんの授業でした。
「Am I happy？
人生の岐路における判断基準の一例」
お題で、
仕事、結婚、出産、介護について
お話しいただきました。
会社の2代目・3代目という子供が多いのも
明学の特色だと思います。
よくある成功者のお話しは、
「地方で貧しい暮らしをしていて、
苦労をして、東京に出てきて成功した」
というものです。
東京で成功するぞ！という気持ちの人が
集まると、
フィロソフィーが統一していて、
結束力があるのかな～、
と思ったりします。
でも、元々東京にいて、2代目で、、、
となると、
ハングリーになれ！
と言われても、なれないのでは？？
一見すると、恵まれているようですが、
そういう人には、親との確執や親からの呪縛、
自分ではコントロールする自信も持てない
大きなものに潰されそうになったり、
本来の自分がわからなくなってしまう人
もいるように感じます。
そして、引き継ぐ会社が絶好調の時
なら良いのですが、
下り坂の状態だってありますよね。
そんなことを経験してきた人にも
お話をしてほしいと思いました。
私が福田さんを、経験豊かなのに、
お茶目でかわいいな、と思うのは、
親から「跡継ぎになる人と結婚
しなければいけない」
と言われ、100回以上もお見合いし、
逆に自分が本当に好きな人と結婚する
ことを選び、恋愛結婚をしたこと。
しかし、その人は、
理想の要素を全部持っていたけれど
「30歳になったら、隠居するのが夢」
だったのですが、
自分が養うのには嫌だったので、
彼の長所を深く見つめて、
「この人、きっと株ができる！」
と自分が資金を出して、
株投資で稼いでいらっしゃるという事でした。
警備会社の会長及び管理会社の社長として
全国を飛び回る福田さんは多忙なので、
家事と子育てはご主人担当で、
ご主人は株と骨董の目利きで
働いています。
たくさんの社員を抱える福田さんは、
ご自身の特技は「適材適所」
と仰るところが、チャーミングです。
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1番初めの、「今幸せですか?」
という問いに対して、
私は即答で「はい」と答えることができました。
私は最後に仰っていた、
人生は成長することのできるもの
という考え方に強く賛成します。
今日誕生日を迎えて20歳になった
ばかりの私にだって、思い出したくない過去はありますし、後悔していることだって
星の数ほどあります。
しかしそれで終わりにしてしまうのではなくて、
それを経験として今後に活かしていくことが、
もっと幸せになる一つの方法
なのかもしれないと感じました。
小さいころから夢といえば職業
だと考えていたが、
夢=なりたい自分 という捉え方を学び、
自分の可能性を狭めずに道がどんどん
広がっていく素敵な考え方だと感じた。
また、会社のトップは権力を行使している存在だと捉えがちであるが、
地位が無ければ正しいと思うことを
実現できないというお話を聞いて、
今までの自分には無かった考えだったので
ハッとして、
そのために昇格する必要があるのだと
納得し、自分の新たな学びになった。
結婚・介護の話やディベートなど
印象的な授業でしたが、
『地位や権力がないと発言権があっても
思うように事を進めることはできない』
という言葉は最も印象的でした。
どんなに資格を取得したり、
勉強して知識を得たとしても
それを活かすことができなければ
意味がないというのは自分にとって
新たな視点でした。
愛とお金のどちらが大切かという
ディベートでは、
自分とは正反対の考えを持つ人が
大勢いること、
また、同じ側の意見の中でも
視点が全く異なることなど多くの発見
があった。
他人を信用しすぎることで、傷ついたり、
依存することは避けたい一方で、
常に心を許せる人を探している自分もいて、
柔軟に対応できる大人になりたいと思った。
相談相手=友達ではなく、
相談相手≠口の堅い人
という話が印象にのこっています。
仲のいい友達には自分の考えを
話してしまいがちですが、そうではなく、
バイト先の先輩だったり、
他学部の人だったりの方がいいな
と最近よく感じていました。
そして二ーバーの祈りも印象的で、
変えられないものを受け入れること
の重要さを感じました。
変えられない他者を期待しないのではなく、
受け入れるべきだなと感じました。
ありがとうございました。
今回の授業で、
異なる人と深い時間関わりあうこと
の大切さを学びました。
その利点は、相手を知ることで
自分を知ることができること、
またパートナーを見る目を養うこと
などがありました。
そして、結婚相手を選ぶ際には、
地位、財産、健康は一瞬にしてなくなる
可能性があるため、
結婚の条件にしない方がいいこと
を学びました。
また、最後のディスカッションでは
お金の方が大事か、お金以外が大事
というグループに分かれたことで、
どっちも選べないくらい大切だと思いました。しかし、お金がなくても
子どもは育った環境を生かして
未来につなげるということをきいて、
お金がいないということは
必ずしも不幸せなことではない
と思いました。
