今回、また思ったのは
海は誰のもの?
と言う事。
大島はオールビーチエントリー。
火山の溶岩が砕けた石、砂で
ガチガチで歩きづらい浜を
機材を背負って行く。
とっても、大変。
昔は、漁師さんにポイントまで
船に乗せてもらって、
船賃を支払っていたそうです。
で、ある日、
漁協の集まりがあり、そこで、
ダイバーからもらっている船賃が
話題になり、
え〜!そんな、もらってるのかー!
俺は、ずっと安いぞー!
みたいになり、
漁協が統一した値段を出す事になり、
それが、法外に高かったそうです。
で、なら、
ボート乗らなくて良いよ。
と、ダイビングショップは決めた
らしいです。
漁師さんの中には
漁師がダイバーを乗せるようになったら
終わりだ。
とか、
魚がとれなくなっているのは、
ダイバーのせいだ。
とか、言う人もいるそうです。
昔、ヨットやってた頃も、
似たような話は聞きました。
浜いっぱいに網をわざと広げて
ヨットが出せないようにしてあるなど。
今年は水温高すぎて、いろいろ異変
起きてるみたいですね。
ハンマーヘッドが大島であんまり
見れなかったから、
神子元島にリベンジに行こうかな、
と調べていると、
こちらの群れも、大量ではなく
数匹になっているようです。
ハンマーがいなくなったら
神子元島のダイビングショップは
大変だろうな。
自然は変わる。
変わって欲しく無いけど。
でもね、悪くなった時に
誰かのせいにしたり、いがみあったり
していてもね。
日本では、漁業権が物凄く強くて
保護されている。
だけど、海を利用して、生計を立てて
いる人は、今や漁師さんだけでは
無い。
それに、保護されるのが当たり前に
なっているものは、衰退していく。
共存共栄の精神を持つ事が
大事なのにな、と、また思いました。
※写真は、海中での私。ガイドさんが
撮ってくれました。