明治学院大学キャリアデザイン2
第14回授業は鈴木さん、
白川さんに引き続きお手伝いいただきました。
学生さんのワークは
前回の授業で作ったビジネスを
具体的にして行く取り組みです。
これまでは、
学生さんの発想の良いところを見つけ、
モチベーションを上げるというスタンス
でアドバイスをしていただいていましたが、
最後の発表では、
メンターの方々(私も)には
辛口コメント・突っ込みをして
もらいました。
実際の社会は、厳しいよ!
でも、
希望を持って取り組むことが大事だし、
あなたたちにはやれる力があるよ!
ということを感じて欲しかったのですが、
学生さんたちの「感じ取る力」は、
期待以上でした。
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今回は自分の案のいい面しか
見えておらず、
自分の案を絶対化していたことに
気づかされました。
前回の授業で出た3つの案を
上手くまとめられたつもりでいました。
しかし私とリーダーを中心として
話を進めており、
意見が片方によってしまっていました。
一度みんなの意見を聞いてみることに
したのですが、
そのときに初めてリスクが大きいこと
に気づきました。
先生が以前商品化するときに
「ほかの人にほしいかどうか尋ねること
が大切」とおしゃっていましたが、
身をもって実感することができました。
リーダーシップとることは
チームを引っ張っていくうえで大切ですが、
それと同時に突っ走っていってしまう
という危険性を持つこと学びました。
他の班の発表そして先生方の評価を聞き、
楽しさが何よりも大事なのだと感じました。
これはエンターテイメントだけでなく、
どんなことでも
人間楽しくないと集まらないのだ
と感じました。
その楽しさ継続的に求められるか、
本当に需要があるのか、
普段自分たちが自然に求めていること
ですが実際に考えると
とても難しいなと思いました。
その楽しさを押し付けてはいけないし、
求められなくてはいけないため、
相手のニーズを分析する必要があるのだ
と思いました。
そして、事業というのはありきたりのもの
ではいけなくてなにか飛び出すもの、
ブレイクスルーするなにか
フラグを立てるいいものがないといけない
のだと実感しました。
前回までの話し合いでは、
どうやったらお金になるのかが
全く分からないまま話し合いを進めてしまい、困っていたのですが、
先生方の小さなアドバイスでも
大きく変わったので、
客観的にアドバイスをもらうことは
大事だと思いました。
また、どうしたらお金になるのか
などは考えたことがなかったので、
ビジネスを仕事にしている方々の
アドバイスや考え方はとても勉強に
なりましたし、
様々な観点から、
お金を生み出すアイデアが思いつく
のがすごいと思いました。
2回にかけて初めて何人かで
新規ビジネスを具体的に考え、
予算や収益の大きい金額のお金のことや
広める方法、競合など、
こんなにもスケールの大きいことについて
考えたことがなかったので、
たくさん苦戦したけれど、
とても貴重な経験となりました。
会社やビジネスを立ち上げることは、
たくさんの知識が必要で、
社会に出たばかりの私には
とてもハードルの高いことだと思って
いましたが、今回の活動で、
人の力を借りて協力し合えば、
そんなにも大変なことではないのだ
とわかりました。
もちろん、たくさんのリスクは伴いますが、
信頼できるたくさんの仲間がいれば、
困難に立ち向かった時に助け合えるし、
日頃から仲間と助け合って
より良いビジネスにつながっていく
と思いました。
今回の活動を通して、
信頼できて、互いに躊躇なく思ったこと
を言い合える仲間や友人を作ることの
大切さをより強く感じました。
また、メンターの方の貴重なご意見は
ビジネスを作る上でとてもためになりました。今回の活動で、
新規ビジネスを作ることは思っていたよりも
難しいことではないと分かったので、
今後社会に対して疑問に思ったこと
があった時、新しいビジネスを作って、
その社会を変えるという選択肢が増えた
ので、
その時はこの新規ビジネスの活動を
思い出そうと思いました。
廃校を活用して、外国人に日本の文化
を体験してもらうプランを考えていたが、
講師の方から、
茶道や書道などは日本なら体験できるから、
学校でしかできないことに振り切った
ほうがよいと指摘されて、
この場所でしかできないユニーク性が
欠けていると気づいた。
同時に、お客様に得してもらうプランを
考えるはずが、文化の押し付け、
強要になってしまっていた。
新事業を企画するには、
当事者だけだと熱中してしまい視野が狭く、
初歩的なところを見落としてしまうため、
第三者の俯瞰的な目が必要だとわかった。
予算や収益など具体的だが
とても重要なことを決めることも難しかった。ただ、それより重要なことは
いかに面白く誰もやっていないことを
ビジネスして運営できるか、
ということだと感じたが、
天才ではなくても身近な疑問や会話から派生してワクワクできるようなことを作ることは可能だと感じました。
とてもためになる経験ができました。
自分たちの理想のコンテンツを妄想する
だけなら簡単ですが、
実際に資金や収入源、
対象者などを考えるのは本当に難しかった
です。
どれくらいが妥当なのかがわからず、
先生に言われるまではかなり弱気な
計画だったと思います。
自分たちがいつも使っている商品や
最近新たに市場に出てきた商品、
これらはみんな誰かが
今回私たちがやったようなことを実際に行って生み出されたものなんだと
考えるようになりました。
今回の経験が自分が将来就職したり
起業したりしたときに
少しでも自分の力になればいいなと思います。
※白熱して、写真をまたまた取り忘れました。全く関係ない、阿嘉島を去るときのフェリーからの動画です。